世界の国々には、日本にない占いが多々あります。
そんな中、ドイツで年末年始のパーティで行われる伝統占い、鉛占いについてご紹介していきます。
ドイツの伝統占い!鉛占いって?
先日、ドイツ人の友人と占いの話になりました。
「日本では、年末年始のパーティで占いはするの?」と聞かれたので、占いはしないけど、毎年おみくじを引くよ。
と伝えてみた所、どうやらドイツにもおみくじのような習慣があったのです。
ドイツでは、神社に行っておみくじを引くのではなく、年末年始に各家庭で行われるパーティで「鉛(なまり)占い」をするのです。
ヨーロッパでは、クリスマスのパーティや年末年始の集まり、イースターなどの時に家族や親戚たちと集まります。
そんな中、年末年始のパーティの時に家族で集まり、毎年鉛占いを行うんだそうです。
ドイツの伝統占いだよと言われました。
ドイツの鉛占いってどうやるの?
ドイツの鉛占いは、占い師さんに占って頂くというものではなく、自分たちで行う占いなんだそうです。
年末年始の時期になると、様々な商店で「ブライギーセン」と呼ばれる鉛占いのセットが売り出されます。
※年末年始の時期にしか購入できないそうです。
そんなブライギーセンを購入して、ロウソクを用意してロウソクの火の上にセットについてるスプーンと鉛をのせて鉛を溶かします。
溶かした鉛を水に入れて、固まらせます。
その固まった形によって、その年の運勢を占うのが、鉛占いなのです。
鉛占いのセットには、できた形によってどんな占い結果になるのか、運勢が書かれています。
ドイツの鉛占いの本当の楽しみ方
鉛占いは、実は溶かした鉛は何の形なんだかよく分からない場合が多いそうです(笑)
私のドイツ人友人も、毎年何これ?と言いながらみんなで笑いながら占いを行うと言ってました。
占いと言うよりも、楽しんでパーティを盛り上げるためのグッズね。なんて言ってましたから。
そんな鉛占いの結果ですが、何この形は?と言いながら、お互いに形を判別しあうんだそうです。
そして、一番これだと思った形の結果を見て、その年の運勢を判断します。
2人で占いを行う場合には、お互いに相手の分を見てあげるんだそうです。
なかなか盛り上がるため、年末年始では今でも多くの方々が鉛占いを行ってるそうですね。
鉛をみながら相手の未来を色々と想像できる楽しみがあるんですね(^^
なんとなく、みんなの距離が近づく、そんな素敵な占いですよね。
日本のおみくじ同様、ドイツの伝統の占いもずっと続いていけばいいなと思った次第です。
年末年始の時期にドイツに行く機会があれば、是非試してみようと思ってます。
もし、ドイツに年末年始行かれるという方がいらっしゃいましたら、是非試してみてください(*^_^*)
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